■はじめに
防犯(監視)カメラの設置・交換(工事)により住居周辺での犯罪を防ぐ事ができます。
防犯(監視)カメラの関連機器の性能は向上し、価格は下がっています。最近の防犯(監視)カメラは全てハイビジョンカメラです。画質は大変鮮明で駐車場の車のナンバーも判読可能です。
■防犯カメラの重要性
防犯カメラの重要性は最近ますますその重要度が大きくなっています。防犯カメラの性能をより向上させる事で安心安全な居住空間を得られます。
■防犯カメラの性能
近年の防犯カメラは、画質向上(2K,4K)や付帯機能増加等格段の性能向上によりその信頼度が大幅に向上してきました。
画質は大変鮮明で駐車場の車のナンバーも判読可能です。
より安心安全につながります。
■大規模マンション・団地での設置
マンションでは、いつでも防犯カメラの画像を管理室や防災センターで見ていることが重要です。今までは敷地内の遠い場所のカメラを管理センターまで引っ張ってくることが出来ませんでしたが、性能向上などで300mから500m先の場所に防犯カメラを設置しても、その画像をいつも見ることが出来ます。
今までは、電源の取れない場所や、管理室から遠い場所はSDカード付きのカメラを設置している例も多いと思います。
しかし、SDカメラは2つの欠点があり管理が大変です。
- SDカード内に上書きする場合にフリーズする。
フリーズすると1度電源などをリセットする必要性がある。 - SDカード内のメモリーは記録毎にフォルダーが作成されるため、検索する際に非常に時間がかかる。
■リニューアルについて
防犯カメラが普及してかなりの年月が経過しました。故障や修理に伴うリニューアルが増えています。
2015年ごろから高画質カメラが普及して、現在はデジタル高画質カメラの製造がほぼすべてです。
2018年ごろから進んだデジタル化のおかげで、リニューアルも容易になりました。
- 従来の細いケーブル(3C-2V)でも300m程度は画像が鮮明に送れます。
- 一部アナログ防犯カメラがあっても、ともに混在してシステムを維持できます。
- 記録時間が大幅に伸びました。
- 価格もアナログ時代より安くなっています。
- さらに特筆すべきことは、記録機にパソコン用マウスを接続して防犯カメラの焦点補正やある程度の画角調整が遠隔的に可能であることです。
これ等により、高画質化で必要であったケーブルの置き換えは不要となり、リニューアルの費用が安くなりました。但し既存のケーブルが経年劣化しているとそこの部分の単純な置き換えは難しいです。
■防犯カメラ工事はリースがお得でしょうか?
防犯カメラ設置で、リース契約を希望される場合が見受けられます。リース契約は通常減価償却期間から5年か6年です。
リースを希望される理由は
- 毎月の支払い額が安い。
- 故障の際も無償で修理
等が主な理由です。
しかしこの5年または6年の総額支払合計は、工事費+見込修理額に金利を加えた金額となりますので、一括払いとこの期間の見込まれる実際の修理額よりかなり大きい額になります。
十分検討すべきと思われます。
■防犯(監視)カメラのその他について
記録の圧縮方法。
デジタルレコーダーによる録画も、カメラ前で変化があった時だけ録画する機能により、長時間録画が可能になっています。
アラーム出力の利用
画面の一部に変化があった時、アラームが鳴るように設定する事もできます。あるいはセンサーライトなどを連動させることもできます。
闇周囲の明るさと画像
暗い所でも映るという性能があります。実際防犯カメラは暗くなった夕方等でも人間の目よりも明るく見えます。
- しかし、本当に暗いところでは画像判断はできません。
外灯等の併用が必要です。 - 又、太陽光線の逆光が入る画面や、画面の一部が明るく一部が暗い場所では、どちらかの部分が映りづらくなります。
防犯カメラの位置の工夫や、台数の追加が必要です。
防犯カメラ設置などで困った事がある場合、豊富な経験を持つ弊社にぜひご相談ください。